February 2015 NEWS TOPICS INFORMATION


新潟県知事が、北陸新幹線長野−金沢間開業記念特別局を運用
 (新潟県支部)

 平成27年1月から長野県で始まった、8N0E7K/0北陸新幹線長野−金沢間開業記念特別局運用ですが、新潟県側の運用として、1月19日〜29日には糸魚川クラブ、1月30日〜2月9日には上越クラブ、2月10日には新井/北雪JAPANの各クラブで運用がおこなわれました。

 記念局の運用に先立って、新潟日報社より取材申し込みがあり、1月31日には北陸新幹線開業に係る記事として、上越クラブでの運用紹介が新潟日報に掲載されました。

 この記事により、新潟県知事の泉田裕彦氏(7K1KJK)から特別局の運用に関する打診があり、上越クラブの皆様方のご尽力により、新幹線の試乗会がおこなわれた2月7日に、泉田知事による特別局の運用が実現しました。

 写真中央は上越妙高駅の東口コンコースで運用する泉田知事で、当日は13:12〜13:55までの間に7MHz帯で31局と交信されました。

▽泉田知事、アマ無線使い北陸新幹線開業PR(上越タイムスのホームページのニュース)
http://www.j-times.jp/news.php?seq=9961

(2月23日)




電波法令抄録の2015/2016年版を発行

 JARL編集の2015/2016年版電波法令抄録がCQ出版社から2月下旬発売になります(1,200円、税別)。
 「抄録」と呼ばれるこの法令集には、電波法はもちろん、アマチュア無線運用のための関連条文を網羅。アマチュア無線の運用等に関する重要な内容がまとめられています。
 平成21年(2009年)の法令改正により、電波法およびこれに基づく命令の収録(電波法令集またはその抄録)の備え付けは義務ではありませんが、アマチュア無線の運用に当たって、電波法令の理解・遵守は非常に重要な要素ですので、アマチュア局の重要な備品として、ぜひシャックに備え付けることをおすすめします。

(2月20日)




中国総合通信局が「電子申請 やってみよう in 広島市」を開催

 総務省 中国総合通信局は平成27年3月22日(日)、広島県広島市で、アマチュア無線を対象とした「電子申請 やってみよう in 広島市」の開催を予定しています。

 地方総合通信局の主催による電子申請普及促進イベントは、これまで、北海道総合通信局で3例ありますが、中国総合通信局管内での実施は初めてとなります。

【開催の概要】

  • 日時:平成27年3月22日(日)14:00〜16:00
  • 場所:広島市東区民文化センター中会議室(広島市東区蟹屋町10-31)
  • 主催:総務省 中国総合通信局
  • 協力団体:一般社団法人日本アマチュア無線連盟中国地方本部・広島県支部

▽中国総合通信局の発表(PDF型式)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000340882.pdf
▽中国総合通信局のWebサイト
http://www.soumu.go.jp/soutsu/chugoku/

(2月13日)


「詳細」


関西ハムシンポジウム2015(2月1日)。兵庫県尼崎市で盛大に開催される

 2月1日、兵庫県尼崎市(エーリック)で、新春恒例のJARL兵庫県支部・JARL大阪府支部共催による関西ハムシンポジウム2015が開催され、今年も朝早くから全国の多くの来場者(主催者発表1,200名)が集まりました。うっすら雪が積もるほどの寒い朝となりましたが、開場を待つ来場者が多くなったため予定の時刻を早めてのスタートとなりました。

 今年も人気の「ジャンク市」には、アマチュア無線家らしい真空管やコンデンサーなどのビンテージもの、そして移動用のアンテナなど展示品が会場内に立ちHAMの好奇心を掻き立てるようなアイテムが沢山登場していました。オープン直後は、いち早く掘り出し物を探そうとする人で、一時通路も通りづらいほどの満員となりました。

 関西ハムシンポジウムの注目イベントは「ジャンク市」ばかりではありません。2階の会議室で午前・午後に開催される各種講習会そして講演も大きな魅力イベントとなります。
 午前中におこなわれたサテライト入門講座では、現在実際に使えるサテライトの紹介や、実際に使用できるサテライト用のアンテナの紹介など意外と軽微な設備でサテライト通信に参加できることなどが紹介されていました。
 またHAMLOG講座では立ち見が出るほどの人気で、プロジェクターを使ったわかりやすい解説はHAMLOGをもっと快適使う一歩進んだ使い方などが紹介され参加者にとても好評でした。

 お昼には恒例の「新春パーティー」が開催されました。立食スタイルでのパーティーで関西流の気取らないだれでも気軽に参加できるスタイルは人気ハンディー機も当たる抽選会などもおこなわれるとあって、今年も多くの方に参加いただき久々の旧友とのアイボールなど笑い声が絶えないパーティーとなりました。
 また、今年も多くの高校生をはじめとしたジュニア世代の参加があり、嬉し楽しい新春パーティーとなりました。

 新春パーティーが終了後も、午後からの「CW入門講座」「ラジオの製作キット講習会」と人気の参加型イベント講座が続きます。また、今年も通信機メーカー「アイコム・八重洲無線」による展示もおこなわれ、両社の話題の新作機器の試聴会など、来場者のお目当ての一つにもなっていました。

 さて、関西ハムシンポジウムの催事のうち「シンポジウム」は大きなイベントの1つとなります。議題は「新生JARLの歩みと未来」が開催されました。今アマチュア無線家のとりまとめ役でもあるJARLが描いている短期的・中期的そして長期的なビジョンはなにか。前川公男副会長(JA9BOH)、安孫子 達理事(JH3GXF)、田中 透大阪府支部長(JR3QHQ)をパネラーとしてお招きし、来場の会員とともに今後のJARL運営についてどう盛り上げて行くべきか共有を深めることができました。

 シンポジウム終了後も、会場内では神戸VEチームによるアメリカFCC試験やQSLカードの無料転送受付(最終的にはみかん箱12箱もの数に)そしてJAのフィールドチェッカーによるDXCCフィールドチェック(160mもOK)など来場者それぞれの魅了を満たしてくれる楽しいイベントとなりました。

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【訃報】最後になりましたが、昨年12月26日にJARL理事で関西地方本部長のJA3HXJ長谷川良彦氏がご逝去されました。アマチュア無線に地域・支部の垣根はないと生前良くおっしゃっておられ、その意志はまさにJARL兵庫県・大阪府支部が開催する「関西ハムシンポジウム」や7月に開催される「KANHAM」に生かされております。これまでのご尽力への感謝とあらためてのご冥福と申し上げます。

(レポート:JL3JRY屋田 純喜さん)

(2月12日)




平成26年度「JARL静岡県支部東部合同ミーティング・東静アマチュア無線フェア」、沼津市で開催

 JARL静岡県支部は、平成27年2月1日(日)午前10時から沼津市の愛鷹地区センターで、静岡県東部アマチュア無線クラブ連絡協議会の協力を得て、平成26年度「JARL静岡県支部東部合同ミーティング・東静アマチュア無線フェア」を開催しました。
 主催者側の栗田・日本アマチュア無線連盟静岡県支部長の開会挨拶があり、続いて来賓の種村・日本アマチュア無線連盟理事、木村・日本アマチュア無線連盟東海地方本部長、若宮勝己・東海総合通信局電波監理部監視課長のご挨拶をいただきました。
 会場の駐車場には、東海総合通信局の不法無線局探索車(DEURAS-M)が一般公開されました。
 DEURAS-Mには2名1組で車内2列目の座席へ着席し、大型ディスプレイを見ながら、東海総合通信局監視課員の方に装置の説明を受けていました。今年は好天の下、多数の方が興味を示していました。
 東海総合通信局からは、このほか監視課の「規正用無線局の一般公開」とアマチュア無線関係申請について電子申請の案内をおこなっていました。
 静岡県内では昨年10月23日、静岡県田方郡函南町の十国峠で東海総合通信局の規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局の合同運用を実施した際にも活躍していました。
 またこのブースに隣接してJARL静岡県支部監査指導委員会のブースが設けられていました。
 監査指導委員会からは、実際に使用されているアマチュアガイダンス局用無線機の展示と説明がおこなわれていました。
 遵法喚起のためのJARL特殊無線局「アマチュアガイダンス局」は一般の方には、普段は見る機会がない珍しいもので、参加者の興味を引いていました。
 式典終了後、静岡県立御殿場高等学校教諭の坂本貴志様による『ARDFの楽しみ方』の記念講演がおこなわれました。
 御殿場高等学校に赴任された当時のことから、ARDF関連の部活顧問に就任され生徒とともに歩んできた、ここ数年来の体験談を話していただきました。 坂本先生ご自身もARDF競技大会に参加されて体験者からの楽しみ方等を楽しく聴くことができました。海外製のアンテナと受信部が一体となった専用機を実記で紹介していただきました。
 アマチュア無線家でも普段目にすることがない機器のため、会場の聴講者は興味を持って聞き入っていました。
 その後、恒例の「JARL静岡県支部と語る」が催されました。
 会場からの質問に対して、関係者より丁寧に回答をしていただきました。
 種村理事からは会場から関心が集まるような各種情報を話して頂きました。

 一方会場では、恒例の各種展示・販売等が盛大におこなわれていました。

 1階ではアマチュア無線メーカーによる最新無線機器、アンテナの展示、地元アマチュア無線ショップによる展示がおこなわれていました。
 譲りますコーナーに出品された品物は短時間で売れてしまったようで、盛況でした。
 参加者は日頃聞く事が出来ない質問を各メーカー担当者に聞いているようでした。
 1階の入り口に近い会場では、地元無線クラブによる展示で賑わっていました。
 来場者受付近くでは、今年もD-STARと136kHz送受信機とアンテナの展示をおこなっていました。パソコンを使っての無線通信方式を興味津々に聞き入っている方が多かったようです。
 2階は恒例の個人によるジャンク市コーナーや食事提供の場として、模擬店でカレーやパン、コーヒーが提供され、多くの参加者が利用しているようでした。

 最後に恒例の抽選会があり、参加した皆さんは多いに盛り上がっていました。
 こうして262名の参加者を迎える事ができた平成26年度「東静アマチュア無線フェア」は盛況の内に終了しました。

 なお、今回の参加者の内訳は、静岡県東部67%、中部13%、西部4%、県外16%の割合でした。 今年で3回目の同会場での開催となりましたが、これまで通り多くの方に参加していただきました。
 来年も多数のご参加をお待ちしております。

レポート:静岡県支部東部運営委員
東静アマチュア無線フェア担当
JR2GGV越智 幹汎さん

(2月12日)





関東総合通信局三浦電波監視センターがHF帯以下のアマチュアバンドの特別監視結果を発表

 関東総合通信局三浦電波監視センターは平成27年1月5日の新バンドプラン施行に併せて、HF帯以下のアマチュアバンドの特別監視を1カ月間実施しましたが、2月9日付けで特別監視の結果を発表しています。

 今回の特別監視で特に目立った違反は、7MHz帯において拡張された7,030〜7,045kHzの電信及び狭帯域データ専用のバンドにおける、電話(SSB)や画像通信(SSTV)による運用だった模様です。また、電波の占有周波数帯幅の認識不足による、バンドプラン逸脱のケースも見られたようです。

 関東総合通信局は報道発表の中で「今回の重点監視により捕捉した違反運用局は65局ですが、潜在的にはより多数のアマチュア局がバンドプラン改正を知らないまま違反運用をおこなっているものと考えられます。そこで、関東総合通信局では、今後、新バンドプランの周知に一層努めるとともに、引き続き無線局の運用監査等を通じて、電波利用環境の向上を図ることとします」としています。

▽アマチュア局バンドプラン改正に伴う電波監視の結果について
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/info/27/0209uk.html
▽関東総合通信局三浦電波監視センターが、新バンドプラン施行に併せてHF帯以下のアマチュアバンドを特別監視
http://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/News2014/2014_news-12.htm#1226

(2月9日)


「詳細」


   
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