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 WARCバンド用アンテナ建設

 第44次日本南極地域観測隊(JARE44)のアマチュア無線係では、この度WARCバンド用のアンテナを建設しました。新しいWARCバンド用のアンテナは、氷点下16℃という環境の中延べ3日間かけて約15mの鉄塔の上に建設されました。
 試験的に18MHzにおいて電波を発射したところ、日本やヨーロッパのアマチュア局から多数呼ばれましたが、強い空電が発生していたため約20局との交信にとどまりました。
 
朝日を浴びるWARCバンド用アンテナ
▲朝日を浴びるWARCバンド用アンテナ
 今まで8J1RLは主に14MHzや21MHzにおいて電波を出してきましたが、これからは10/18/24MHzにおいても出来る限り電波を発射して、世界中のアマチュア無線家に昭和基地をサービスしたいと思いますので、日本の皆様も8J1RLの電波が聞こえておりましたら是非呼んでいただきたいと思います。【4月6日昭和基地発】

(第44次南極地域観測隊 芝崎)

Tnx 国立極地研究所