JARL NEWS 履歴
今月の 2003年5・6月号 ■5・6月号の表紙■
 青少年ハムの育成をめざして各地の支部でも活発な活動が見られるようになりました。
 今月の表紙は十勝支部のアマチュア無線ワークショップのひとこま。青少年ハムの育成という重要なテーマにむかって、各地の支部の情報の交換・ノウハウの共有が今後より一層重要になってくるのかもしれません。

■5・6月号の主な記事■   
QTC
TOPICS
十勝支部がアマチュア無線ワークショップ
埼玉県入間市立東金子中でARISSスクールコンタクト
第45回通常総会「彩の国総会」関連
第45回通常総会議案
ハムフェア2003のご案内
地方だより(各地の行事案内については、こちらをご参照ください)
KANHAM2003 第8回関西アマチュア無線フェスティバルのご案内
インフォメーション
JARL NEWS の原稿締め切りについて

石狩後志支部 コンテスト規約 (追加)
「オール兵庫コンテスト結果」訂正と追加


QTC

7MHz帯の300kHz幅獲得にむけて!!

 いよいよ2003年世界無線通信会議(WRC-03)が目前にせまりました。
 この会議は世界各国の電気通信分野の代表が一堂に集まって無線通信規則(RR)の改正をおこなう会議であり,その決定に基づいて各国政府が各周波数帯の利用方法をはじめ無線通信に関するすべての規則を定めることになります。
 JARLは国際アマチュア無線連合(IARU)とともにアマチュア無線の国際的な権益確保のための活動をこれまで展開してまいりましたが,とりわけ7MHz周辺に300kHz帯域幅の専用周波数を世界的に割り当てられることについて,これを最優先課題として全力で取り組んでまいりました。
 すでに開催された準備会合(CPM)では各研究委員会(SG)の検討結果がまとめられ,7MHzに関する案はもとより,アマチュア無線に深く関わる議題についての案が提示されています。(JARL NEWS 3月号10〜11ページ参照)
 JARLはIARUとともにこの会議で全力を尽くす覚悟であり,日本政府代表団の一員としてWRC-03に臨みます。
 現在,世界のアマチュア無線局数は300万局を超え,7MHzについてはモードの多様化にも起因し,以前よりも大きな願望となってきております。
 第1地域,第2地域,第3地域でアマチュア無線に同一周波数300kHz幅が割り当てられると,ヨーロッパ,アフリカ,アジアおよびオセアニアのアマチュアは7MHzバンドを最大限に活用することができます。この長年の願いをかなえるために,アマチュア無線家の皆様のご支援,ご協力をぜひともお願いいたします。



TOPICS


■田中靖子さん(JF1IZM)からJARLへ多額の援助  女性ハムとしてアクティブに活躍されている,JF1IZM 田中靖子さんから,アマチュア無線 の活性化に役立ててほしいと,JARLに対して1千万円のご寄付が寄せられました。JARLでは4 月11日,連盟事務局において,会員を代表して原会長が受け取りました。  田中さんは「始めは主人に勧められてハムに挑戦し,アマチュア無線のお陰でたくさんの方 々と知り合い,人生を豊かに過ごしています。その主人も亡くなり,今は皆様に支えられて寂 しくない楽しいハムライフをおくっております。  このたび亡夫の三回忌を迎えましたので,この機会に遺産の一部を亡夫とJF1IZMから,アマ チュア無線へのお礼の気持ちとして連盟に寄付することにいたしました」とそのお気持ちを語 られました。  原会長からは「ごきとくなことであり心より感謝いたします。お気持ちを生かし大事に使わ せていただきます」とお礼をのべました。 ■IARUに3つの団体が新しく加盟 グルジア,アルメニア,ベトナムの3団体  IARUによると,このほど次の3団体がIARUに加盟したことを伝えてきました。 ・グルジアアマチュア無線協会(NARG) 2000年9月設立,会長Mamuka Kordzakhia,4L2M,事 務局長David Devdariani,4L1DA  住所 Agamashenebeli Av.70,Tbilisi,Georgia Email:4L2M@rambler.ru ・アルメニア無線運動連盟(FRRA) 1999年1月設立,会長George Badalian,EK6GB 事務局長Vahe Terzyan,EK6VT 住所 87 Arshakuniats ave,Yerevan 375005,America Email:ek6gb@mfa.am ・ベトナムアマチュア・ラジオクラブ(VARC)2002年設立 会長Nguyen Bac Ai,XV2A/3W6AR 事務局長Tran Ngoc Hung,3W2SG  住所 49 Ben Chuong Duong Str,District I .Ho Chi Minh City,Vietnam ■PLC国際会議に出席(pdf資料を添付)  3月26日〜28日に,PLC(電力線搬送通信)とその応用に関する国際シンポジウムが,京都全 日空ホテルで開催されました。  JARLではこの会議に武藤電磁環境委員会委員(JH5ESM)を派遣し,昨年実施した電波産業会 (ARIB)との合同実験および総務省研究会の実験結果についての講演をEMCセッションでおこな いました。  そのときの発表論文はこちらでご覧いただけます。 ■サイト「電波博物館」がオープン  電波適正利用推進員協議会の支援HP内に,このほど「電波博物館」というサイトが完成・公 開されました。  この電波博物館では,電気通信サービスを提供する電波利用,行政を効果的に実施する電波利 用,生活に関連する情報,企業・個人の電波利用の4つの分野にわけて,それぞれ歴史,使用の システムを説明しています。 ■KANHAM2003 6月14・15日 に開催  関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)が6月14日と15日に大阪府池田市の池田市民文 化会館で開催されます。  実行委員会では,今年も親子での参加を呼びかけています。詳しくはこちら ■Eメール転送サービスについて  JARLの会員サービスである,Eメール転送サービスの取り扱いについては,JARL.COMサイトに て,あるいは直接JARL Webの会員専用ページである「会員データの照会・変更」ページ内で, 全自動で会員ご自身でオンライン操作により登録/変更/解除ができます。  なお,本年3月10日以前に登録されている方が転送先メールアドレスの変更または解除をおこな う場合,登録時に送付いたしました「登録完了のご案内」にある,受付番号とパスワードは,3月 21日以降は使用いたしませんのでご注意ください。  これらのJARLインターネットサービスの詳細については,JARL COMをご覧ください。 ■サイレントキー  元香川県支部長の,JA5AG 太田 等さん(88歳)が4月3日亡くなられました。太田さんは70年 間アマチュア無線を楽しまれ,つい1年前まで7メガに大変アクティブでした。  元信越地方事務局事務長のJAWST 中沢剛司さん(76歳)が4月15日に亡くなられました。信越 地方のアマチュア無線の発展に尽力され,事務局に勤務する前は評議員など歴任されました。  慎んでご冥福をお祈りいたします。 ■全国高文連アマ無線専門部設立準備会が発足  3月29日,神奈川県立神奈川総合高校会議室で,全国から高校アマチュア無線部の顧問など31名が 集まり,「全国高等学校文化連盟 アマチュア無線専門部設立準備会」が正式に発足しました。  高校文化部の全国組織である「全国高等学校文化連盟」には,現在18の専門部が設置されています が,ここにアマチュア無線専門部を設立することで,横のつながりを作りながら,高校生のアマチュ ア無線活動を全国的なものにしたいという永年の願いが,今回の設立につながったものです。  高校生や高校顧問の先生方,設立に賛同される一般の方々のご参加をお待ちしています。 〔連絡先〕 〒221-0812 神奈川県横浜市神奈川区平川町19-2(神奈川総合高校内) 神奈川県高等学校文化連盟アマチュア無線専門部  事務局長 石谷優行 HPはこちら Eメール:masayuki@ishitani.com ■JARL NEWS 7月号以降の発行などについて■  JARL NEWSの発行については、平成15年度の事業計画案のなかで、隔月発行を予定している旨ご案内し ておりますが、具体的には奇数月の隔月発行を予定しており、7月1日発行予定の7月号、9月1日発行 予定の9月号と、年度内に隔月で奇数月の上旬に会員のみなさんのお手元に届くように準備を進めており ます。  なお、地方だより、クラブニュース、QSPなどの原稿の締め切りについても、次のとおり予定しています。 7月号(7月1日発行予定)の原稿締め切りは5月20日としておりますが、7月上旬から9月上旬までの 行事案内などを掲載いたしますので、急なことでもあり締め切りを若干延ばし5月末といたしますのでよ ろしくお願いいたします。  また、9月号(9月1日発行予定)の原稿締め切りは7月20日とし、9月上旬から11月上旬までの行事 などを掲載させていただきます。みなさんのご協力をお願いいたします。  

■ インフォメーション


■次世代通信委員会開催  平成15年4月3日,JARL事務局会議室で次世代通信委員会(委員長:JA1CIN)を開催。進捗状況, 中継局の置局などについて検討をおこないました。 ■電磁環境委員会開催  平成15年4月11日,JARL事務局会議室で電磁環境委員会(委員長:JA1XF)を開催。PLC問題,ア マチュア無線を取り巻く電磁環境問題などについて検討をおこないました。 ■平成14年度JARL会費受付業務受託者表彰  JARLは,平成14年度(平成14年4月〜15年3月)において,会費取り扱い実績の多かった次の会 費受付業務代行店を表彰,感謝状をお贈りしました。(リストは,エリア内順不同) 【1エリア】  潟gヨムラ無線パーク  ヤナイ無線 【2エリア】  トヨムラ静岡店  平丸ムセン 【5エリア】  級i田無線 【7エリア】  ハムショップ電波センター 【8エリア】  泣nムセンター函館 【9エリア】  中部特機産業葛熨店 【Eエリア】  泣rッグウェーブ三条店 ■レピータ局の告知 <変更> ・JR3WT 緊急時の連絡者を田仲威幸JA3OPY(0745-67-0072)に変更 <停波> ・JP2YCU(1292.62MHz),JP2YFM(2425.50MHz)無線設備変更のため当分の間 ・JR8WQ(1292.36MHz)無線機故障のため当分の間 <廃止> ・JP1YGO(平成15年3月20日付),JP6YDT(平成15年3月31日付),JP1YFL(平 成15年4月11日付),JR2WG(平成15年4月14日付) ■サイレントキー  次の会員の方がお亡くなりになりました。つつしんでご冥福をお祈りします(敬称略)。 JH1SPL 石井寛臣 JN1PXV 山本 徴 JK4KJM 森野昭二 JA5JRU 小笠原敏記 JA6DIP 熊谷久年 JA9BGO 藤川一芳  お知り合いの方で,逝去された方がおられましたら,ハガキなどの書面により,会員事業課まで お知らせください。 ■最近誕生した新市・区と消滅市郡ナンバー ※かっこ内は市郡区ナンバー  市町村の合併が盛んにおこなわれています。JARL制定市郡区番号リストの最新版(5月1日現在) を掲載していますが,そのうち平成15年に入って誕生または消滅した市郡区はつぎのとおりです。 【新市】南アルプス市(1708),山県市(1915),瑞穂市(1916),周南市(3315),東かがわ市 (3607) 【新区】さいたま市西区(134401),北区(134402),大宮区(134403),見沼区(134404),中 央区(134405),桜区(134406),浦和区(134407),南区(134408),緑区(134409) 【消滅市郡】清水市(1804),徳山市(3305),新南陽市(3314),山県郡(19016), 芦品郡(35003),都濃郡(33008),大川郡(36002) ----------------------------------- 石狩後志支部 コンテスト規約(追加) ■管内局の参加が少ないとの声が多く聞かれておりますので、管内局の多数の参加を期待いたします■ 【日時】     2003年6月14日(土曜)21:00〜6月15日(日曜)21:00 【参加資格】   国内のアマチュア無線局およびSWL 【使用周波数帯】 3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200Mhz(JARLコ ンテスト周波数帯による) 【参加部門・種目】@個人局電信シングルバンド A個人局電信マルチバンド B個人局電信電話シン グルバンド C個人局電信電話マルチバンド D社団局マルチバンド ESWLマルチバンド(それぞれ の部門・種目とも、支部管内局/管外局別とし、電信電話部門には電話のみの場合を含む。社団局および SWLはマルチバンドのみとし、シングルバンドとの区別はしない) 【呼び出し方法】 電信:「CQ ISB TEST」 電話:「CQ 石狩後志支部コンテスト」 【コンテストナンバー】 管内局:RS(T)+自局の運用場所を示す別掲の市区町村ナンバー           管外局:RS(T)+自局の運用場所を示す別掲の都府県支庁ナンバー 【得点】 管内の市区の局との交信:1点 管内の町の局との交信:2点 管内の村の局との交信:3点  管外局との交信:1点 管内局は全国のアマチュア局との完全な交信 管外局は石狩後志支部管内局との完全な交信を得点とす る。SWLはログシートの送信欄・受信欄の呼出符号が完全な受信を得点とする。同一バンド内での重 複交信(SWLは同一局の2回以上の受信)は、1交信を除いては電波形式が異なっていても得点にな らない。 【マルチプライヤー】 管内局:46都府県 石狩後志支庁以外の12支庁 石狩後志支庁内の札幌市を 除く29市町村 札幌市の10区 小笠原・南鳥島の99マルチ。          管外局:石狩後志支庁内の札幌市を除く29市町村 札幌市の10区の合計39マル チ。ただし、バンドが異なれば同一マルチでもマルチとして計上。 【総得点】 シングルバンド:(当該バンドにおける得点の和)×(当該バンドで得たマルチの和)     マルチバンド・SWL:(各バンドにおける得点の総和)×(各バンドで得たマルチの和) 【書類提出】 JARL制定サマリー・ログ。または同形式の物を使用。同一バンド内で200局以上交 信した場合はチェックリストを添付。 【提出先】 〒062−0003 札幌市豊平区美園3条6丁目3−4豊平郵便局留め  石狩後志支部コンテスト係 黒田和広 宛 【締め切り】 7月5日(消印有効) 【表彰】 管内局と管外局に区別し、各部門・種目の提出局に応じて表彰。9月28日の支部大会で結果 発表。また、JNでも結果発表。1〜3局=1位のみ 4〜5局=2位まで 6局以上=3位まで。管内 入賞局は1位には賞状と盾。2、3位には賞状を、管外入賞局には賞状を進呈。なお、同一得点の場合は、 交信終了時間の早い局を上位とする。 【参加証】 コンテスト参加者には、参加証を発行する。希望者は自局の住所、氏名、コールサインを記 載し、切手を貼ったハガキ大の用紙が入る返信用封筒(SASE)を書類に同封する事。連続6回コンテ ストに参加し参加賞を取得した局に対しては、表彰する。 【失格事項】 クロスバンド・レピータによる交信、同一局の2部門・2種目以上の書類提出、期間中の 運用地点の変更。2波以上の電波の同時発射(社団局の場合を除く)、局免所有者のSWL種目への参加、 同一バンドにおける重複交信が1%を超え、かつその重複交信を得点としている事、そのほかJARLの コンテスト規約に準じる。 【管内登録クラブ対抗】 石狩後志支部管内の登録クラブに所属する局で、登録クラブ対抗部門に参加し ようとする局は、サマリーシートの登録クラブ対抗欄に登録クラブ番号と登録クラブ名称を記入する事。 登録クラブごとに集計し、上位クラブは表彰する。 <管内市区町村ナンバー> 中央区:001 北区 :002 東区 :003 白石区:004 豊平区:005 南区 :006 西区 :007 厚別区:008 手稲区:009 清田区:010 小樽市 :021 江別市 :022 千歳市 :023 恵庭市 :024 北広島市:025 石狩市 :026 当別町 :027 古平町 :028 仁木町 :029 積丹町 :030 寿都町 :031 岩内町 :032 蘭越町 :033 京極町 :034 余市町 :035 倶知安町:036 喜茂別町:037 黒松内町:038 ニセコ町:039 共和町 :040 泊村  :041 浜益村 :042 厚田村 :043 島牧村 :044 真狩村 :045 新篠津村:046 神恵内村:047 赤井川村:048 留寿都村:049



JARL NEWSの今後の発行について

 
平成15年5月以降の「JARL NEWS」の発行は、次のとおり予定されています。

 
7月号 ・・・・・・ (7月1日発行予定)


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