2011全日本ARDF競技大会
2011年10月30日、香川県さぬき市で開催される

 2011年10月30日、香川県さぬき市に、全国各地から138名の選手(申込は146名)を迎えて、JARL主催の2011全日本ARDF競技大会が開催されました。
 また本大会(144MHz帯競技)前日の10月29日には、94 名の選手(申込は100名)により3.5MHz帯のエキシビション競技が開催されました。

 今年も多くのベテラン選手の参加はさることながら、高校生以下の選手の参加も多く44名を数えました。

 全日本ARDF 競技大会は、JARL主催の大会となって以来、今大会で23回目となりますが、同競技大会の四国地方での開催は、1994年(平成6)に第6回大会が現在の愛媛県上浮穴郡久万高原町で開催されて以来で、実に17年ぶりです。

 地元香川県支部のメンバーのほか、近県のアマチュア無線家が実行委員会を組織して準備し大会が進められました。

 また、今夏のハムフェア2011や、今秋のIARU RegVオーストラリアARDF競技大会、そして香川大学の香川発人工衛星「KUKAI」の紹介展示がありお祭り一色でした。

●エキシビション競技(3.5MHz帯競技)

 10月29日、さぬき市「ツインパルながお」(さぬき市長尾名1494-1)周辺のフィールドで開催されました。

 当日の天候は晴れのち曇り。夜になって小雨。面積が日本で一番狭い香川県での競技エリアは、南の山側には南北に幾筋かの尾根と谷、北側には水田、民家があり、年間降雨量が少なくため池の多い当県特有の地形です。

 起伏が多く小道は曲りくねり行き止まりもあり、山中の歩行が難しく探索ルートの選択に苦慮されていたようです。

●本大会(144MHz帯競技)

 同市内の「みろく自然公園」(さぬき市大川町富田中3286)周辺のフィールドで開催されました。前夜からの小雨が心配でしたが、当日は一時薄日がさすなど競技開催中の降雨による影響は最小限にとどまり、全選手がゴールした後、雨脚が強まりました。

 競技エリアは前日のエキシビション競技と同じ地形に、送電線、鉄塔などがあり反射波が多く、選手の方位探索を惑わせたようです。

 昼食には屋台の出店によるアツアツの名物大盛りの「讃岐うどん」と「むすび」が小雨で濡れた体を温めてくれました。

 開会式、スタート、ゴール後の昼食、表彰式と主要行事は、雨の心配のないテントドームでおこなわれ参加者全員の協力で予定より1時間弱早く無事全競技日程を終了することができました。

 ご参加ご支援の皆様、本競技大会に来香いただきスタッフ一同心より感動し感謝申し上げます。

【2011全日本ARDF競技大会全結果(PDF型式)】
本大会(10月30日、144MHz競技)、エキシビション(10月29日、3.5MHz帯競技)



HOMEBACKTOP
 Copyright © 2011 by The Japan Amateur Radio League, Inc.